2008年12月28日 (日) 11:02

分煙 効果なし 受動喫煙被害 完全な除去は不可能/対策は全面禁煙

 「実際に測定すると、会社などの喫煙室にある大型空気清浄機でも、たばこ煙の粒子状成分は3分の1にしか減らず、ガス状成分はまったく除去できない」

(中略)

 産業医大研究員で神奈川県禁煙条例検討委員の中田ゆりさんによると、飲食店では一層顕著だ。「一部が仕切りのない禁煙席の居酒屋で測定すると、混雑時は喫煙席の煙粒子濃度は同上限値の10倍を超え、禁煙席も7倍超。禁煙席がまったくない店だと18倍を超える」。部屋を仕切っても出入り口から煙が流出するため、客席が禁煙でも小規模店では休憩室で従業員が喫煙しただけで、客席の濃度は1・6倍になった。
 「分煙は、多くの人が泳いでいるプールの一部をトイレにするのと同じだ」と中田さんは指摘する。

(中略)

 厚労省たばこ専門官の森淳一郎さん(39)は「現実として今すぐ全面禁煙ができない中では、少なくとも段階的努力として分煙を進めるしかない」と説明。大和さんは「分煙に受動喫煙被害の防止効果がないことは実地測定で明白。『分煙』はもはや死語だ」、中田さんも「利用者だけでなく、喫煙場所で働かされる多くの労働者の受動喫煙被害を防ぐためにも、対策は禁煙しかない」と訴える。

それでも、一昔前の「新幹線の禁煙席が喫煙席と同車両にあって、わざわざ禁煙席を指定しても全く意味なし」って状況よりはだいぶマシになったような。ただ、建前で喫煙エリアを指定してるって例は今でもよく見るよね。屋外の通行量の多いエリアに喫煙所があって、その周辺を通ると必然的に煙を吸わされるっていうのは東京に行くとよく見る風景だ。仙台ではそれは見ないけど、土地に余裕があるからなのか、担当者が良心的なのか。代わりに歩きタバコはよく見るから、そもそも公共の場所に屋外の喫煙エリアってのが無いのかね。

頭のおかしいのはどんな世界にもいるもので、喫煙者のマナーに任せているとどうしてもキチガイじみた煙害の被害に遭う人が出てくると思うので、これはもう法で規制するしかないのよね。飲み会に行くと当たり前のように人の隣でタバコを吸うような感覚の人が少なくない現状では、もうギッチリ増税した金を保健医療と喫煙エリアの質・量増強に回すしかないと思います。

あと、飲み会の幹事の人は会場が喫煙可であるかどうかくらいは通知して欲しいもんです。飲み屋なら喫煙が普通とか、いまどき思わないでくれよな。

禁煙・分煙飲食店を紹介するグルメサイト→禁煙スタイル

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