『誤解』というのは謝罪・弁解の際にわりとよく使われる言葉なんだが、これって意味を考えたらそういう事例に使える言葉じゃないと思うのだ。誤解というのは文字通り『誤』った理『解』なのであって、相手に対して「誤解だ」と言うのは「お前が間違ってる」と宣言するのとほぼ同義。頭は下げてるのに「間違った理解をしてるお前が悪い」と開き直ってるわけで、いったい何のことだか分からない。
で、まぁ、世の中にはこういう「自分が正しくてお前が間違ってる」宣言をしつつ「あまたを下げた振り」をする意味不明な誤用がちらほら見られるわけだが、次のような事例もだいぶ意味不明なわけで、、、
大分キヤノンの求人に不適切記載 厚労省「ハローワークに問題」
キヤノン子会社「大分キヤノン」(大分県国東市)が今月、公共職業安定所(ハローワーク)で公開した期間社員の求人票に、労働組合に入らないことが雇用条件と、求職者が誤解する恐れのある記載があったことが25日、分かった。記載は同社とハローワークが協議して決めたもので、厚生労働省が「不適切」として大分労働局に指導し、削除させた。
こういう事例に『誤解』という単語を使うと、キヤノンが不正な雇用条件を突きつけているという『誤解』を解こうとしているように読めるが、そもそもそういう雇用条件が存在しなければハロワにそんな記載がなされるはずがないわけで、いったい何が『誤』った理『解』なのか、そこのところをハッキリしろよと言いたくなる。
※追記
マック、東京2店でもバイト行列 「盛り上げたかった」
日本マクドナルドコミュニケーション部は「発売日を盛り上げたかった。並んでもらったのはマーケティング手法の一つ。今後は誤解のないよう検討したい」と話す。
これも『誤解』だそうです。一般客を余計に待たせてまでサクラで盛り上げようっていうのがマクドナルドの体質だと理解してますが、べつに『誤』った理『解』じゃないので、何も検討しなくていいです。検討するなら、そういう目先の金儲け根性を修正する案を検討するようオススメする。